メニュー

胃がんリスク評価 ABC検診

・ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)とは

ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)は胃の粘膜に生息しているらせんの形をした細菌です。

かつては、胃には強い酸(胃酸)があるため、細菌は生息できないと考えられていました。

1982年ウォーレン博士とマーシャル博士が胃の粘膜からピロリ菌の培養に成功し、胃の中にピロリ菌がいることを報告しました。

 

・胃がんとピロリ菌

胃がんとピロリ菌は密接に関連しているといわれています。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍や胃炎などの患者さん1526人を対象とした調査によると、平均7.8年間で胃がんになった人は、ピロリ菌に感染していない人280人中0人(0%)だったのに対して、ピロリ菌に感染している人1246人中36人(2.9%)だったと報告されています。

ピロリ菌の持続感染により胃がんのリスクが高まると考えられ、ピロリ菌を除菌することで胃がんを予防できると考えられています。

 

・胃がんリスク評価 ABC検診

採血によりヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)とペプシノゲンを測定します。

その結果でA群からD群に判定し、ピロリ菌除菌を行うかどうかを決めます。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME